ブログのアクセスログを見てたら、たまに「宮崎 土産」なるキーワードでブログに来て下さる方がいる。
なので、宮崎出身・実家宮崎、社会人になるまで宮崎暮らしで、就職から現在まで県外暮らし(盆正月のみ宮崎帰省)をしており、たまに県外の友人や知り合いから宮崎観光の案内を頼まれる立場から、「宮崎土産として買っていって喜ばれそうな物」を考えてみた。
宮崎出身で他県に住んでると、知事効果からたまに「宮崎連れてってくれ、案内してくれ」って要望があったり、「宮崎のこれ食べたいからおいしいの教えて」って話が結構来る(主に職場の人)。また、帰省した際は毎回違うお土産を職場に配ったりしているので、そこら辺を考慮して個人的におすすめのお土産を何点か紹介してみる。
勝手に「決定版」と銘打ってますが、100%僕の主観です。
主に宮崎市中心で、2009年現在の話なので、詳しい方からすると色々ご意見あるかも知れないがそこはお許しを。口に合わなくても責任取れません。
超オススメ
特におすすめなのが3つ。これは売ってる場所が限定なので、買いにくい。
地鶏の炭火焼き
宮崎と言ったら、若鶏の炭火焼きが有名。
「多くの人に(単価が安い)」かつ「常温保存可能」なのものがおすすめ。一番オススメは岡崎の「赤どり炭火焼」
パックものの中では歯ごたえと味付けがちょうどよい。首都圏に住む上司にこれをお土産で持っていったことがあり、その家の子供が同じような真空パックの炭火焼きは全部噛み切れないからあまり好きではないらしいのだが、これだけは全部喜んで食べるらしい。
宮崎市内では、(宮崎で有名なスーパー)コープに売っているのでいつも買って帰っている。ただ、店によっては置いてないかも・・・宮崎駅内のお土産屋や空港、宮崎物産館、宮崎県内の高速サービスエリアにもあった記憶がある。
常温保存可能なので、持ち帰りも楽。自分の場合は、近い上司の方に、よく1人前100gを2パック買っておみやげにしている。大きいの1パックなら1日で食べきらなくてはいけなくなるので、小さいの2パックで2晩楽しんで欲しいので。2つで800円くらいだし(ただ最近は不景気なので1パックしか買えないが)。
「宮崎で食したい」「生がいい」「特に懇親にしている方へのお土産」「とにかくおいしいもの」としては、もも焼 嵐坊がおすすめ。
- 嵐坊本店 宮崎地鶏の専門店 オフィシャルサイト
- http://ranbou-honten.com/
- 宮崎のグルメ情報 もも焼き 嵐坊 本店 食ナビ
- http://www.info-miyazaki.jp/shokunavi/detail/155.html
営業:17:00〜24:00 (定休)なし
住所:〒880-0824 宮崎県宮崎市大島町原ノ前1445-172
電話:0985-27-3913
実際の店舗は居酒屋だが(これも普通に飲む上でうまい上に値段がかなり安いのだが)、お土産用として、店舗で出すのと同じものを調理後すぐ真空パックに入れたものが販売されている。
ここの炭火焼きがめちゃくちゃおいしい。個人的にはここを越える地鶏炭火焼きの店はないと思うぐらい。
店舗では出来たてを持ち帰りで買うこともできるし、地方発送の注文も可能。
ホームページで通販もしている。ただ、店舗で配られている注文用チラシより金額が高いため、直接店舗に電話してFAXで注文した方がお得かも。
特に、鮮度が命の「骨付き」が通販で買えるのが嬉しいところ。「骨付き」「せせり」は、他県にしか住んでない人には食べたことさえ無い可能性が高いので、かなり喜ばれます。
毎年部長クラスの方へのお歳暮代わりとして、店に行って通販の注文をしています。
店で注文できるから、まずは飲み会がてら実際の店に行き、おいしければお土産として地方発送を注文する、という形がおすすめです。
(真空パック品を当日買うのは厳しいかも。事前に注文が必要。でも、要冷蔵品で、鶏は足が早いのでどのみち新幹線や飛行機の移動には耐えれないから、店で注文して自宅に発送してもらえばよい。次の日には発送してくれる。)
マンゴー生キャラメル
田中義剛の花畑牧場とコラボした「マンゴー生キャラメル」、これもおいしくておすすめです。
売り出した当初、買いに行きました。売っている場所は、県庁横の宮崎物産館と宮崎空港。
当時の話で現在はわからないが、どちらも1日2〜3回の限られた時間から、数量限定の販売。僕の経験では、昼前に物産館に行ったら2時間後が次の販売時間で、その後宮崎空港に行ったら、ちょうど30分後が次の販売時間だった。なので、空港で並んで購入。最大1時間ほど待てるのであれば、買えないことはないと思う。
30分前の行列ぐらいがこれくらい。
買ったのは、出たばっかりのあとの5連休だったので多かったが、今はこんなには無いかも。【2010/05追記 今はいつ行っても買えます】
なぜか同時に、北海道でしか売っていない花畑牧場の本場生キャラメルも売っていたが・・・
味は、生キャラメルのとろっとした柔らかさに加え、マンゴーの甘さがアクセントになって、普通の生キャラメルよりもフルーティーでおいしかった。生キャラメルほど甘くないのが、男には逆に食べやすかった。
これは職場のお土産として買って帰り、1パックに12包み入っていたので、一人1包みずつ配った。思わず自分も2個食べてしまった。
空港の同じ店では他社のマンゴー生キャラメルも売っていた。食べてはいないが、時間が合わないときはこっちを買うのもアリかも。でもお土産として考えた場合、味よりもネームバリューが重視されることが多いので、「花畑牧場」を知ってる人からは「えー花畑牧場のじゃないのー?」って言われる可能性アリ。
チーズ饅頭
最近まで知らなかったのだが、県外の人にとって宮崎といえば「チーズ饅頭」のひとも一部にはいるそうだ。会社の人から聞いた。なので、最近はチーズ饅頭を長期連休のあとの職場へのお土産として買っていくことが多くなった。
チーズ饅頭の発祥の地については宮崎説と小林説があり、それぞれのファンは譲らない。県菓子組合の勉強会のあと、メーカーの後押しもあって県内の菓子店で作られた。そうした中、日本中が好景気にわいた1987(昭和62)年ごろ、小林市の「南国屋今門」「風月堂」、宮崎市の「わらべ」など手作りの味で評判を取り、今日の盛況を迎えた。
県内のいろんなお土産屋さんでもパックになった物がいろんなメーカーから売られている。
その中でも個人的なおすすめは「お菓子の日高」。
(本店)
- ショップ: お菓子の日高
- 価格:150円(送料無料)
- お菓子の日高 オンラインショップ で詳細を見る
店舗は中心街橘通にある本店を中心に、何店舗かある。僕はいつも近所にある浮城店で買うが、19時半までなので間に合わなかったときは本店に向かう。本店は21時半まで開いてる。
味は、チーズとまんじゅうの皮が意外にマッチしてて、味わい深くてうまい。「お菓子の日高」自体は地元では割と有名な和菓子屋。空いてる時間も長くて在庫も絶えずあるので、買いやすい。ここで買えばお土産として外すことは無いと思う。
ここのチーズ饅頭は常温保存可能のため、遠距離の場合もお土産にしやすい。上記サイトで通販もやっている。
お菓子の日高で言えば、特産品とかのお土産とはちょっと違うが、「なんじゃこら大福」もオススメ。
いちご、栗、クリームチーズが1つの饅頭の中に入った、迫力満点の大福饅頭。かなり食い応えあり。
(チーズ饅頭は常温保存可能だが、なんじゃこら大福は要冷蔵な上、賞味期限が2日ぐらいしかなく、お土産として使える幅は狭い)
宮崎市内で一番おいしいチーズ饅頭を売っている店は「わらべ」というところで、かなり有名。
- わらべ チーズ饅頭 宮崎のお菓子チーズ饅頭 菓子処
- http://www.pncs-net.com/warabe/
ただし、
- 要冷蔵で賞味期限が3日
- 地方発送は受け付けていない
- 休日等は予約分で売り切れてしまい、飛び込みで買いに行っても買えない可能性が高い(事前予約すればOK)
などの理由で、遠距離の方へのお土産としてはちょっと不向き。現地で味わう分には是非おすすめ。
オススメ
次に、いろんな店で売っておりお土産チョイスの時間が無い時にも買いやすく、その中でも個人的にオススメ(おいしい)ものを紹介。
マンゴーゼリー
[rakuten:fruit-garden:10000060:detail]
SAやいろんなお土産屋に売っている。東国原知事効果で、「宮崎=マンゴー」になりつつあるが、マンゴー加工製品の中でもおいしい方だと思う。
これといっておすすめのメーカーはないが、基本的にどれもおいしい。値段も100円台なので、やや人数が多い場合でも「マンゴー=高価」と思っている人にとっては、商品価値が高そうに見えるお得な品。
日向夏
みかんとゆずの中間のような果物。お土産屋にもあるが、地元の八百屋とかだと安くで売ってる。
[rakuten:e808:10000034:detail]
[rakuten:nihonkaki:10002082:detail]
最近はいろんな県で売られているので知っている人も多いと思うが、発祥の地としてのお土産としても十分行ける。その際、地元の食べ方を紹介すると、名産品のお土産っぽくなる。その食べ方とは、
- 皮は黄色い部分だけを薄くむいて、白い皮がいっぱい残っている状態に切る。
- 醤油を白皮に付けて食べる。
この食べ方、最初はちょっと引かれるが、いざ試してみるとこれが意外とおいしいので、リピーター率も高い。
時期的に手に入る・手に入らないがあるので、日向夏を使った食べ物(日向夏ゼリー、日向夏ドレッシングなど)での代用もあり。
[rakuten:auc-phoenix-seagaia:10000037:detail]
戸村のたれ(焼肉のタレ)
本店は日南市の、戸村グループが作っている焼肉のタレ。
お土産屋のみならず、宮崎のスーパーなら大抵置いている。多分宮崎ではエバラ焼肉のタレより家庭で使われている率が高いと思う。
特徴は、タレの濃厚な味とトロミ感。普通の焼肉のタレのようなさらさら感は無く、どろどろっとしている。だけど、その分肉によく味がつき、食欲をそそる。
ずーっとこれで焼肉食べてて、他県に引っ越して市販のタレ使ったら、最初はもの足らずにつらかった、って言うぐらい、中毒性がある。
濃い味が好きには持ってこいのタレ。最近は九州内のイオン系列にも置いているのを見かけた。
[rakuten:shokuzenshokugo:10000221:detail]
綾ワイン
宮崎の綾にある、日向木挽などの焼酎で有名な「雲海酒造」が作っているワイン。すごくフルーティーで飲みやすく、おいしい。種類も結構ある。
雲海酒造が運営している「酒泉の杜」へ行けば、ワイン・焼酎が好きなだけ試飲できるので、試飲の上、好みの味を探せば2度おいしいお土産探しになると思う。
「酒泉の杜」での楽しみ方は、以前行ったときの日記を参照。
観光目的なら直接行くと楽しいが、ワインだけで良ければ県内の酒屋やスーパー、コンビニでも大抵置いてある。ただ、置いていない種類も多い。
一般的なもの
その他、特別オススメするわけではないが、宮崎のお土産として悪くないものをいくつか。
青島ういろう
微妙にういろうが有名。
巨人軍キャンプで有名な青島あたりの国道を走っていると、ういろうを売っている個人商店が並んでいるので、どうせならここで買った方がおみやげっぽい。(のぼりが立っている)
まあSAや駅、空港とかでも売ってはいるが。
ただし、賞味期限が1〜2日と日持ちしないのがほとんどなので、渡す日を考えて購入する必要がある。
- ジャンル: スイーツ > 和菓子・駄菓子・中華菓子 > その他和菓子 > ういろう
- ショップ: 自然の都【タマチャンショップ】
- 価格: 530円
- 楽天で詳細を見る
薩摩蒸気屋「かすたどん」
薩摩蒸気屋自体が宮崎ではなく鹿児島の店ではあるが、九州から遠く離れたところから来た人にしてみれば「南九州」というカテゴリーで、ありとしてはありかな。
この中でも「かすたどん」はおいしい。蒸しパンの中にカスタードクリームが入っていて、とろけるうまさ。まあ、「萩の月」とまったく一緒なので、東北地方の人にはおすすめできないが。
売り場は宮崎駅の近くをはじめ、宮崎市内に2〜3店舗ある。
宮崎駅近くだと東口出てすぐ。
薩摩蒸氣屋と言えば「かすたどん」薩摩蒸気屋 かすたどん(8個入) 天皇陛下御来鹿献上銘菓
- ジャンル: スイーツ > 和菓子・駄菓子・中華菓子 > まんじゅう > 洋風まんじゅう
- ショップ: JR九州商事オンラインショップ
- 価格: 997円
- 楽天で詳細を見る
チキン南蛮
宮崎で食べるならおぐら本店でいいとして、おみやげとして買うなら、レトルトものがSAなどで売っている。
セットで「チキン南蛮用甘酢」「タルタルソース」も有名なので、たれだけというのもあり。
[rakuten:daiei-r:10024385:detail]
完熟マンゴー
これはお土産屋だと高いけど、宮崎県内の国道沿いに並んでる大きめの八百屋(果物屋)にいけば、シーズンだったら数千円で売ってる。
[rakuten:biwadonya:10016330:detail]
伊勢えび
宮崎は伊勢えびも有名(らしい)。9月の解禁〜春ぐらいまで買える。青島にある鮮魚市場を中心に売っている。
- 出版社/メーカー: 株式会社三洋
- メディア: その他
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
高千穂峡つゆ
宮崎の家庭で使われるソーメンつゆとしては、かなりのシェアを誇る(と勝手に思っている)つゆ。
味に癖が無く、濃くも無く、原液でちょうどいい感じ。そうめんのおいしさを1.5倍引き立てるような気がする。
大抵のスーパーにおいている。
[rakuten:miyakonjo:10000473:detail]
[rakuten:miyakonjo:10000246:detail]