masahirorの気まま記録簿

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弁理士とカリスマ美容師

弁理士という資格・職業がある。一般的にはあまり馴染み深くない用語ではあるが、、、

弁理士(べんりし)とは、報酬を得て、業として、特許等に関する業務を行う事ができる者のことを指す。

要するに、知的財産のスペシャリスト。開発系の会社においては、特許の申請関連の仕事を行うための重要な役割である。
もちろん、弁理士になるためには弁理士試験に合格する必要がある。国家資格で、1次から3次試験まで、択一・論文・口頭の試験があり、合格率も10%未満とかなり高度な試験である。
・・・とまあ、僕には縁のない資格なんだけど、僕の部署では知財も扱っており担当者もいる。その担当者が先日1次試験を受けてきたわけだが、その問題を見せてもらった。
「弁理士なんてお堅く難しいイメージだから、さぞ試験も難題なんだろうなぁ」と思いつつ問題をめくって1問目を見たら・・・

〔1〕甲田三郎は、個人で美容院を営む美容師である。甲田は、いわゆるカリスマ美容師で、需要層である女性の間では、全国的に、甲田三郎の名を知らない者はいないといわれるほどであり、彼女たちには「ダンディ甲田」とも呼ばれているし、甲田三郎も彼の美容院に「ダンディ甲田の店」と記した看板を掲げている。
また、甲田が得意とする巧妙なヘアカットの手法は、従来から存在するものではあるが、近年では、世間で「甲田カット」と呼ばれるようになった。不正競争防止法上の不正競争に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。


な、なんだ、この問題は!!!


「いわゆるカリスマ美容師」って。

「ダンディ甲田」って。

「甲田カット」って。


思いっきり笑わせてもらいました(笑)
2問目以降は非常にまじめな問題で、知財やってる人以外は問題の意味さえまったく理解できないようなものばかり。なぜに1問目だけ、こんなに砕けてるんだろうか。俺でも答えは分からなくても、問題の意味は理解できた(笑)つかみか?
リアルで試験受けてた人も第1問目でこんなの出されたら、ツボに入った人は以降の問題身に入って来なかっただろうなー。「よし!がんばるぞ!!」と気合入れていきなりこれが目に入ってきたら、すごく脱力しそう。

しかもはてなダイアリーのキーワード「カリスマ美容師」には・・・

既に死語か。

なんて書かれちゃってるし。

※「本当に出題された」という確認と、解答選択肢&解答は以下ページで確認できます。