masahirorの気まま記録簿

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派遣

2日前、本部長に呼ばれ、会議室に案内された。
「なんだろ?」と不安になりつつも、会議室へ向かう。話された内容は・・・




企業への派遣の話でした。
某自動車メーカーの工場内に出向き、全従業員の端末のOSをアップグレードするプロジェクトを行う、という案件。そのプロジェクト以外にも、聞いた話ではヘルプデスク的な仕事がメインで、参画者の能力や結果に応じて、今後インフラ関係でお願いする仕事や人員を増やすという、不景気の昨今にはありがたいお話とのことらしい。



んで、なぜ自分が呼ばれたかというと・・・というか、ここまで書けば分かりそうなものだが、「お前行ってくれないか?」とのお誘いだった。
今後の拡張もありえるのでヘタな人は出せないし、客先なのでマナーもしっかりした人じゃないと駄目だ、そこでお前だ、と言われたのはちょっと嬉しかったが、いざ自分が、よそ様の会社で働くとなると、不安でいっぱいになった。しかも、部隊を組んで一気に参入する訳ではなく、1人で飛び込んでいくものだからなおさら。




考えてみれば、もう5年ほど自社のインフラに携わっている。そのため、自社のITインフラの構成は全て把握しているし、基幹を握っている。その課程でネットワーク構築に関する様々な知識も得ることが出来た。サーバの構築からネットワーク設定、Ciscoなどの機器設定、WAN・LANなどなど。その知識が、いよいよ現場で生かせる話という訳である。



長いこと自社で、非間接部門で働いていたので、ぬるま湯に浸かっていた感は否めない。それに慣れてしまっているからこそ、他社で働くのは非常に不安だ。
以前は客先で働いてたこともあるから、慣れればすぐ慣れるんだろうけど、ブランクが大きいんでどうなることやら・・・





しかし、会社の人間である以上、会社の指示に従うのも当然のこと。話としては、快く引き受けた。





とは言ってもねぇ・・・不安なものは不安です。不安なことが多すぎる。
まず、新しいところに飛び込んで、周りは知らない人ばかりという不安。一応、自社の人間は後輩が1名すでに入っているらしいので、自分と合わせて2人になる予定らしい。しかし、入社して10年目、色々あってこれまで1度も後輩がついたことないので、その後輩の指揮をちゃんと出来るかという不安もあったり。
さらに、場所が場所だけに、これまで1度も経験したことない「自動車通勤」という事実。渋滞による遅刻と、自動車運転が不安。
運転中にゲップが止まらず運転不能となる病気が今はまだ完治してないから、突然起こって通勤不能とならないかが不安だなぁ。最近はよくなりつつあるけど。



でも、新境地で働けることが楽しみだったり、前述の通り自社インフラの基幹を握っているため、万が一の障害におびえながら24時間気が休まらない日々を過ごす現状から脱出できるという喜びがあったりと、非常に微妙な心境です。



とりあえず、猶予期間は1ヶ月あるので、その間に今の仕事を引き継ぎつつ、自分の心の中を整理していかなければ。




契約期間は3年の予定。その間自社に帰れないと考えると、非常に長く感じる。