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masahirorの気まま記録簿

個人的な出来事や意見、生活などの記録を思うままにブログに記録

デル株式会社
マウスコンピューター/G-Tune

トンボ鉛筆の採用担当がひどいと話題

2chやまとめブログで知った内容だけど、同じ社会人としてあまりにひどいと思うので取り上げてみる。
採用担当の人だって、自分が就職活動してた側だったときがあるだろ?といいたい。



事の発端は、来年卒業予定の学生に、エントリーシートの案内と提出期限のお知らせについて送られたメール。
震災の影響で、締め切りなどが気になる学生にとっては、心待ちにしていたメールであろう。

こんにちは、トンボ鉛筆のsです。改めて地震の方は大丈夫でしたか?

このメールを配信した中には、被災されている方が多数いると思います。
直接的な力にはなれないですが、
私自身、都内から自宅のある埼玉まで徒歩で8時間かけて
帰宅して、実際の東北の方に比べる程のものではないですが被災の怖さを感じました。

さて、先日は咄嗟のメールだったので、返信しなくても大丈夫ですからね。
会社は大丈夫です。揺れは大きかったですが、今のところ大きな事故・怪我の連絡は入っていないです。

本当は週明けに全員に送ろうと思っていたメールです。
こんなことくらいしか出来ませんが、履歴書とESをお送りします。

ただ、非常に厳しい条件をつけさせていただきます。
その条件とは1点だけです。

書類選考を希望される方は、添付の専用履歴書とエントリーシートをご確認いただき、
3月15日(火)消印有効でその2枚をセットにし、下記までご郵送ください。

直前に説明会へ予約が出来た場合は、ひとまず書類持参でお越しください。
会場で通り一遍等の説明・指示はします。
その指示が難しい場合は・・・その先は言う必要ないですよね。
自分で考えてみてください。

皆様にも言いたいこと、不満があるのは重々承知していました。
全部ではありませんが、私も様々な心の奥にある声を見て・聞いています。

説明会予約者の方へは、先に書類を渡すと言うメリットを
与えました。
皆さんには与えてません。
ただ、もし、この間、トンボ鉛筆への情熱を絶やさずに
おられた方がいた場合、それが文章となり、私達へ伝達して
くれると期待をしています。
(伝える努力はしてくださいね。伝えるって本当に難しいです。)

その気持ちを作り上げることは、
予約している人よりも皆様方の方が可能性があると思います。
ましてや、こんな状況下です。

書類に関してのご不明な点はあれば
メールでお問い合わせください。

すみません、私自身まだ気持ちの整理が出来ないでいますので
変な文書になっているかもしれません。

このメール自体は、「トンボ鉛筆 みんなの就職活動日記 掲示板」にも書かれているし、メールが送られてきたとの報告があるので、間違いない。



まずはこの文面をぱっと読んで、どう思うだろうか?
これ、本当に有名企業が出すメールか?って疑いたくなるほどにひどい。
まるで「当社に入社したいなら、被災地だろうが何だろうがネット環境用意して書類をダウンロードし、15日までに(メールは13日送信)書類送付してね。熱意があればそれぐらい出来るよね。」とでも言わんばかりの内容。


採用担当は、学生たちが「就職させてください」とやってくるのをみて、人よりも偉くなったつもりだろうか?
採用担当者は、学生と会社を取り持つ立場なだけで、採用を決めるのは少なくとも採用担当者では無く、採用担当部門の部長クラスか、会社の役員クラスだろ?お前はいっぱしのペーペーでしか無いだろ・・・
仮に採用する側・される側の関係であったとしても、結果的に不採用となったら、その人は「いちトンボ鉛筆ユーザ」に戻るわけで、こんな対応をされた企業の製品を、今後も使いたいと思うか?企業としては、仮に縁が無く不採用となったとしても、自社の製品は使い続けて欲しいという思いはあるだろう。就職活動中でもお客様には変わりない。
そういう前提を無視して、「採用のことしか」考えていない発言はいかがなものかと思う。
採用担当者は自社のことはどうでもよく、自分に頭下げる学生相手におちょくって楽しんでるとしか思えない。(思われてもしょうが無い)
また、この有事の時に、よけい締め切りを早くする有様。しかも「それが出来ない人は要らない」と言わんばかりの、被災者無視の発言。多くの企業が被災を考慮してエントリーシートの期限を延ばすのが常識の中、この対応は企業としてどうなの?
なにが「説明会予約者の方へはメリットを与えました」だよ・・・



仮に採用担当者独断で判断した文面だったとしても、会社のアカウントとして発信した以上、これは会社全体の総意ととられてもしょうが無いこと。「当社はこういう考えです」というのを、プレスリリースでいっているのと何ら変わりない。


自分は去年まで自社のITインフラ管理・セキュリティ管理をしていて、毎年新人教育の時には時間をもらって「セキュリティ教育」なる、ネット上でのモラル啓発を主とした内容を講義していたが、そのときに「社外にメールを送る際は、仮に個人的な文章で送ったとしても、それが当社公式の見解ととられても仕方の無いことなので、内容には十分気をつけること」と口酸っぱくいっていた。こういうことがありえるからだ。



おそらく今回の件は、採用担当者の独断であろう。
トンボ鉛筆の教育はどうなっているんだ?そして、誰も文章をチェックしないのか?発信した後でも上司が読むような仕組みが無いのか?と疑問に思う。


企業として、あまりに奢りあるひどい行動であろうと強く言いたい。



ネットで「これはひどい」と話題になった影響からか、週明けにはサイト上で謝罪文が掲載されていた。

3月13日付 件名「トンボ鉛筆選考専用履歴書・エントリー送付」に関するお詫び

日頃から弊社へ格別のご理解を賜りまして深く御礼申し上げます。

さて、平成23年3月13日付で、弊社人事グループ担当社員より発信しました弊社採用活動に関する文書の中に、不適切かつ配慮に欠く表現が多々ありましたことを深くお詫び申し上げます。

先ず、東日本大震災発生の2日後に、罹災した地域への配慮を欠いたかたちで書類選考用紙等をメールし、締切を15日消印有効としたことは言語道断であります。また、随所に平等を欠く表現もありました。さらに、弊社担当者の立場上の驕り昂ぶりが現れた言葉遣いが随所にあり、重ね重ねお詫び申し上げます。

早速、公に発信する文書の事前社内校閲ルールを設置し、再発を防止してまいりますと同時に、当該担当者を厳しく指導しました。
改めてこの度、不適切かつ配慮に欠く文書を発行しましたことを深くお詫び申し上げます。


平成23年3月14日
トンボ鉛筆 総務部ゼネラルマネージャー
長尾弘司


謝罪は当然のことだろう。ネットで前述のメールが公開されている以上、企業イメージダウンの可能性は高い。いち採用担当者の暴走で、ここまで問題になるとは、採用担当者も思ってもいなかっただろうが、しっかり現実を見据えて欲しい。
書いてあることは至高まっとうな内容。「弊社担当者の立場上の驕り昂ぶりが現れた言葉遣いが随所にあり」とか、まさしくその通りです。


社内体制見直しで今後このようなことが起こらないことを期待。
同様に、最近の厳しい就職事情もあってか、他社の採用担当も驕り高ぶりがち。リスクマネジメントという面においても、それが行き過ぎると企業のイメージダウン・売り上げ低下につながる危険があるという、いい事例にもなると思います。

関連サイト
トンボ鉛筆「書類選考の期限一日伸ばすよ(被災者含)。駄目ならわかるよな?」:ハムスター速報
http://hamusoku.com/archives/4203793.html
トンボ鉛筆謝罪でニュー速また勝利 ・・・その先は言う必要ないですよね。
http://alfalfalfa.com/archives/2599276.html

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