洗濯機専用蛇口への改造

全自動洗濯機の給水ホースは、一般的に普通の蛇口にアタッチメントを付けて接続している。こんな感じで。

ただ、これには欠点があり、元々洗濯機用の蛇口になっていないので、しばらく付けっぱなしで蛇口の水を出した状態にしていると、水圧から接続部に隙間があいたりして、水漏れが発生しやすい。
実家の蛇口も水漏れで悩んでいたので、DIYで「洗濯機専用蛇口」に改造することにした。

部品調達

早速、近所のホームセンターで必要部材を購入。必要なのは以下２点。
まずは工具。蛇口のノズル部分のねじを簡単に外せる、「水栓専用のスパナ（PR335S）」。

三栄水栓 水栓スパナセット （PR335S）

ホームセンターで682円なり。

次に、取り付け部品。洗濯機専用のノズル「洗濯機用L型ニップル（PY12J-85X）」。

三栄水栓 洗濯機用L型ニップル （PY12J-85X-16） 三栄水栓 洗濯機用ニップル 【あす楽】 価格：499円（税込、送料別）

ホームセンターで795円なり。

このノズルは色んなタイプがあって、洗濯ホースが万が一抜けたら水の供給を止めるストッパー機能付きのものもある。

三栄水栓 洗濯機用L型ニップル （PY12-40X-16） 価格：1,897円（税込、送料別）

万が一を考えたらこちらの方がよいが、値段が1000円超えしたので今回は見送り。

取り付け作業

材料が揃ったら、早速交換。
水の元栓を止め、洗濯機を軽く稼働させる（ホース内に残った水を排出するため）。それが出来たら、先ほどのスパナでノズル部分のねじを外す。

専用スパナだと楽な力で、しかもキズを付けずに外すことが出来た。最初ペンチか何かでこのナットを外そうかと考えていたが、傷だらけになっていただろうから買って正解だった。
全部回すと外れる。

そして、買ってきたノズルを差し込む。

外すときと同じように専用スパナを使い、ややきつめに締めなおす。

最後に洗濯ホースを「パチッ」っと簡単に差し込めば、交換完了。

作業時間約5分。合計1,500円で簡単に取り替えできて、洗濯ホースの水漏れの心配が軽減されるなら、やりがいのあるDIYだ。

三栄水栓 水栓スパナセット （PR335S）

三栄水栓 洗濯機用L型ニップル （PY12J-85X-16） 三栄水栓 洗濯機用ニップル 【あす楽】