2005年頃いじくり回していた、Advantecのシングルボードコンピュータ「PCA-6154L」。
中古で購入し、このサイズでPCとして使用できるという感動から、最終的に小さいケースに収めることを目標としてがんばっていた。今でこそMicro-ITXが普及して、このサイズでのPCは普通になったが、手に入れ当初は物珍しさで色々いじっていた。
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それから2年。小さいケースに収めるためには、まずよさげなケースを買ってきて、自分で加工しないと小ささは求められないのだが、急に興味が無くなり放置していた。このままでは中途半端なので、意を決してケースを探し、加工してPCに仕上げた。それかさらに2年経っているが、一度も書いていなかったのでこの機会に書いてみる。
これにて、PCA-6154Lを使った小型PC作成は、完結とする。
ケースとして使ったのは、ダイソーで買ってきたVHS用プラスチックケース。
↑のやつは別の用途で使ってしまったので、同じやつの青色を購入。
電源は、昔別のPCで使っていたATX電源を流用。
容量は少ないが、このボードぐらいであれば十分。むしろ、普通のATX電源より奥行きが短いため、今回の用途にはぴったり。
ただ、PCA-6154LはAT電源で、最近のATX電源にはAT電源コネクタが付いていない。なので、AinexのATX→AT変換コネクタを購入。

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次に電源やHDDを固定し、ライザーカードを取り付けた。HDDは昔の4GBくらいのHDD。これも2.5インチHDDがあればスペースをくわなくてよかったのだろうが、あいにく手持ちがなかった。
そして、ライザーカードにマザーボードを固定したりして、色々省略されているが・・・完成。
コネクタ類は、カッターなどで穴を開けて固定。
上は電源ファンとケースファン。ファンガードを付けたかったが、ちょうどいいのがなかった。
この面を上にして使って、もしジュースでもこぼそうもんなら危険すぎる。
電源スイッチは上記の変換ケーブルについている。アクセスランプは、マザーボードのピンコネクタに刺せて便利なAinexの部品を使用。

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裏側はHDDを固定。

各種コネクタを刺す部分は上蓋にかぶっていたが、その部分だけ切り取り。中身へのアクセスもしやすくしてみた。
これにて、「PCA-6154Lを使った小型PC作成」は無事完結。
作ってOS入れて動くことは確認したが、、、、これで満足してしまった。使い道もないし、サーバにしてもライザーカード経由でISAのLANカードは認識したりしなかったりするので不安定だし、スペックもK6-2だし・・・このまま道具箱行きです(泣)
最近はPCを「使うために作る」ことより「完成させること」が目的になってるなぁ。