はてなダイアリーの編集画面には、FLASHを使った「自動バックアップ機能」がある。
ただ、編集画面のURL別に保存する仕様と、ブラウザやOSの調子によって、異常終了後にもう一度ブラウザを立ち上げなおして編集画面を表示しても、バックアップデータが選べないことが時々ある。
しかし、ちゃんとHDDには都度バックアップされたデータが残されており、これを強制的に戻す方法を紹介。
まず、以下のフォルダを開く。
C:\Documents and Settings\LoginID\Application Data\Macromedia\Flash Player\#SharedObjects\123XXXXX\d.hatena.ne.jp
- 隠し属性があるため、エクスプローラの「ツール」→「フォルダオプション」で以下の設定をあらかじめ行っておく。
- すべてのファイルとフォルダを表示→チェック
- 登録されている拡張子は表示しない→チェック外す
- 「LoginID」は、自分のパソコンのログインID。
- 「123XXXXX」は、環境によって変わるので上位フォルダの「#SharedObjects」に存在するランダムな文字列のフォルダを開く。
次に、上記フォルダに
hatena-diary-edit.sol
というファイルがあるので、別の場所(例えばデスクトップ)にコピー。
このファイルはバックアップデータの実態であるが、直接エディタで開くと、
#42;p1*[My・・・
と、わけの分からない文字になっている。
変換する必要があるのだが、一番簡単な方法として、ファイル名を
hatena-diary-edit.sol.htm
と、HTMLファイルの拡張子にしてブラウザで開くと、あら不思議。きちんと文字が見えます。
あとは必要な文字をコピー&ペーストして復旧できます。
普通は、編集画面の「バックアップ」からデータ復旧できるが、いざできないときのために知っておくと便利。