朝起きると、風邪が昨日よりひどくなっていた。頭はがんがん痛むし、意識はふらふら。咳が出だすと止らないし、痰も黄色い。吐き気もする。熱は測るが、平熱。
でも、このまま会社に行っても、仕事でミスしそうだし、何より薬の副作用からか病気と闘っているからか、眠気がすごいので眠らずに仕事をするのは無理そうだ。
ということで、お休みをいただいて、ゆっくり休養&病院に行くことにした。
病院が開く時間を待って、いきつけの「もりぞの内科」へ。休日2日で薬を飲んで自宅療養していたのに治らず、仕事まで休む自体になってしまったので、早く治したい。なので、先生には点滴をお願いした。
最初のど風邪だったので、のどの調子を診てもらった後、点滴にステロイドとカフェインをプラスして点滴してもらった。
点滴には1時間くらいかかるので、寝ようかな・・・と思っていたら、トイレに行きたくなってしまった。針の刺し直しになっても面倒だし、我慢していたら寝られずじまい。
点滴が終わると、少しだけ気分爽快に。だいぶ症状が落ち着いた様子。
先生から血液検査の結果を教えてもらうと、風邪の時にあがる数値が全然低いため、もう風邪の症状では無いとのこと。その代わり「咳ぜんそく」になっていると診断された。
咳喘息は乾いた咳が続き、明け方にひどくなる。喘鳴も呼吸困難もなく、呼吸機能も正常というのが代表的な症状です。
咳喘息は咳止めが効かないことも多く、吸入ステロイド薬がよく効きます。
咳喘息で咳止めを飲むと、交感神経を亢進させるので、イライラしたり、睡眠が浅くなったりするため、疲労回復が遅れ、かえって症状が長引くことも。
咳喘息は誰もがなりうる病気で、気管支の管の中が狭くなっています。気管支の管の中が時に0%になると立派な気管支喘息です。
咳喘息を知らないドクターもいるので、風邪が治ったはずなのに咳が出続けるという人は、診断力のある医師にみてもらってください。
咳喘息の状態になると、吸う時も咳、吐く時も咳が出やすくなります。
「風邪(インフルエンザも含む)をひいた後、肺に粘着している異物をしっかり取り除こうと体が反応することで、咳喘息の症状が出る人が増えています。」とのこと。まさしくこれだ。
なので、薬と一緒に、吸入ステロイド薬が処方された。初めて見る円盤形の吸入器。
比較的、新しい薬のようだ。吸入するときは、まずカバーを外し、レバーを回す。
そして、吸入口に口を付け、大きく息を吸う。これで薬剤が入ってくる。
終わったら、うがいをし、カバーを閉じる。今回は28回分が処方され、レバーを回す度に、残数のカウントが減っていく仕組みになっていた。
薬なのに、こういう機械的なギミックがあるのは、なんか楽しい。
そんなわけで、点滴代やら薬代やら、結構なお金を払って帰宅。だいぶ楽になったので、何とかじーっと家で過ごすことが出来ました。この調子なら、明日は会社行けそうだな。
しかし夏風邪は、長引くねぇ〜。