夕食に、1ヶ月ほど前買ってきた「いか丸ごと」を冷凍していたものと、大根を使って、いか大根を作った。
いかは丸ごとなので、内臓や軟骨の処理をしないと行けない状態。
おいしい調理法を調べていたら、どうやら「わた」も入れるとおいしくなるらしいことを知った。
- 魚料理と簡単レシピ こくあま辛のいかわた煮
- http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-1303.html
うーん、今までいかの内臓は頑張って処理して捨てていたが、かなりもったいないことを知った。
という訳で、今回はわた入りのいか大根を作ってみた。ついでに、卵も余っていたので茹でて、おでんのように卵も一緒に入れて味付けした。
作り方は上の通りとして、かんたんに書くと下記の通り。
- 冷凍したいかは、ある程度自然解凍した上で、水をかけながら解凍
- 内臓+足と外側を丁寧に取り外す。
- 外側は筋を取った後水洗い
- 内臓は、わたと足の部分を分離。イカスミは切り離す。
- わたに切り込みを入れ、中身を抽出。料理酒で薄める。
- 胴体を輪切りし、だし汁+醤油+みりんを茹でた鍋に2〜3分入れて出しておく
- 大根は1.5cm幅で切り、さらに半月にして30分ぐらい茹でる。
- ゆで卵も入れる
- そこに、いかを入れて数分煮る
- わたを料理酒で薄めたものを入れてさらに数分煮る
- お好みでイカスミも入れる
- この時点で食べれるが、1日置いた。朝と夜、2回沸騰する程度に火を入れる。こうすることで味が染みる
んで、完成したのかこれ。
イカスミを入れたので多少グロイが、これまで作ったいか大根と比べてかなり濃厚な味に。
味に深みが増して、一口食べる度に口に広がるうまみ成分がとろける感じに。汁までおいしくいただける。
きものうまみはかなりのものです。これがあるとないでは、味の深さが全然違う。何で今まで捨てていたんだろうか。
ちなみに、いかを分解していたら、わた以外にも内臓が色々出てくる。わたも、中身を取り出せば皮だけ残る。これも、今までは捨てていたが、バターで炒めるとおいしいと聞いたので、平行してバター炒めに。仕上げにちょっとだけ醤油を入れて完成。これはこれで、いかの風味に柔らかい食感と、かなりうまいものになった。つまみに持ってこい。
味の染みたいか大根は最低2日かかるが(圧力鍋を使った場合除く)、その合間に使わない内臓でこういうつまめるものを作るといいかも。
まさに、「いかに捨てるところなし」だ。
今日はついでに、半額で安くで買ってきた「鹿児島地鶏」で、鶏焼きを作った。
単純に、一口大に切って、粗挽き塩胡椒をして数分おいた後、フライパンで焼いただけ。仕上げに、小さじ1杯程度の醤油を入れただけ。
七輪とかないので炭火焼きは作れなかったが、やはり地鶏。シンプルな味付けながら、地鶏の柔らかさとジューシーさを十分に味わえた。
おいしい(=高い)地鶏は、焼くだけでおいしいね。