masahirorの気まま記録簿

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小学X年生の思い出

今日のニュースより。

小学館は26日、学年別学習雑誌「小学五年生」と「小学六年生」を今年度末の号で休刊とし、来春から両誌に代わって新学習漫画誌「GAKUMANPLUS」(仮題)を創刊すると発表した。両誌は1922年の同社創設と共に創刊。ピークの73年4月号では「五年生」が63万5000部、「六年生」が46万部を記録したが、近年は両誌とも5万?6万部と低迷していた。

小学館の「小学五年生」と「小学六年生」が休刊(雑誌の場合ほぼ廃刊と同義)。
自分も、小学1年生からずーっと買ってもらってたなぁとしみじみ。漫画もだけど付録が一番の目的で、毎月すごく楽しみだった。
付録とか、紙での組み立て物に関しては自分の人生に大きく影響がある。付録を作って、もしくは市販のおもちゃで遊んだあと、それを元に思いついた物や似たようなものを、段ボールで1から作るってことをよくやってた。
当時実家が薬屋だったので、段ボールが腐るほど手に入った。特に、リポビタンDが10本入っていた箱は、薄い割に丈夫で加工しやすく、表面はツルツルなのですごく重宝してて、これを使った作品の数々は、かなりの数あったと思う。ほとんど大きくなったら捨てられたけど(笑)。覚えてる限りでは、

  • パチンコ玉を使った箱形迷路
    • 昔そんなおもちゃがあったと思うが、それをまねた。
    • 最初は小3ぐらい。小6まで何個も作っていて、個数を重ねる毎に凝っていった。
    • 最終的には4階建てとか作ってた。一度完成したものをリフォームばりに作り替えたり。
  • テレカ入れたあと引き出てくる公衆電話の模造品
    • 要は子供なりに公衆電話を再現。
    • テレカ式の電話機が物珍しくて、自分で同じような機構のものが作ってみたくて。
    • もちろん引き出すのは手動。ただ、輪ゴムとか使って押せば戻るようにしてた。
    • 確か小2の頃作った。

などなど、ほとんどリポDの段ボールとセロテープだけで作っていた。
こんな子供だったから、小1の時にはカッターを自由に使わせてくれていたし、いろんなけがもした。
この経験が、自分で一から十まで作るのが好きで、多少だけども手先が器用な大人に成長したのだと思う。



話はそれたが、そんなこんなで小学X年生シリーズは1年生からかかさず買っていた。だけど、5年生になった頃からちょっと変わった。周りは、ジャンプ全盛期だからジャンプ組が多かったのもあったけど、小学X年生を買っているという話はあまり聞かなかったし、いろんな漫画に目覚める年齢でジャンプやコロコロの話ばかり。内容的にも、小学5年生は月一の割に漫画が少なく、小5には少しもの足らない雑誌になっていた。
そして、購読雑誌が「小学5年生」から「コロコロ」に変わった。そのまま小学生卒業へ。「コロコロ」は小学5年生より何倍も漫画が多く、すごく嬉しかった。もう一つの目玉付録は、その頃はゲームで遊ぶようになっていたので、興味が薄れたのも大きい。


なのでこのニュースを見たとき、自分の経験と重ね合わせて5年生と6年生だけ休刊となるもの妙に納得だった。その年になったら、小学X年生だけでは物足りないんだよね。それに、みんな買っているなら別だけど、周りと話が合わない。
今の子はネットもあるし、なおさら雑誌が売れないだろうしね。


小学X年生で育った自分としては寂しい反面、実際5年生と6年生は買ってなかった訳なので、寂しいと言える資格があるのかと思った次第。4年生以下が残るだけでも、まだ救いか。




そういや、大人になってから周りで「小学X年生買ってたよ!」って人に会ったことがない。まあそもそもあえて質問するようなことではないから、話題に出ないだけだろうけど。