masahirorの気まま記録簿

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2年目の梅酒造り

帰りがけスーパーに寄ったら、「青梅」が並んでいた。もう青梅の時期か・・・と思ったのだが、そういた去年から梅酒を造り始めたので、今年も梅酒を作りたくなった。
なので、梅とホワイトリカー、氷砂糖一式を買って帰った。

漬ける容器は、一般的に果実酒用のガラス瓶を使うのが一般的だが、ワンルームに住んでるとき重くてかさばり、物があふれてたので何かの拍子で倒して割るのが怖かったので、プラスチック製の物に。ただ、普通のプラスチック容器は果実の成分とかで溶けたりしてしまうので果実酒作りには不向きなのだが、この容器は「果実酒対応」を謳っており、特殊なプラスチックでできているらしい。

果実酒びん 丸型 4.2L

果実酒びん 丸型 4.2L


これの4.2Lタイプを使用。梅1kgで作る場合にちょうどよい。去年別の果実酒作りで使った物を利用。


梅は早速、水に漬けてあく抜き。今回は全体的に青々していたので、24時間水に漬けた。もう少し熟れていれば短い方がいいらしい。

軽く洗って、乾かす。


僕が造る梅酒は、梅1kgにホワイトリカー(焼酎)1.8Lと、ごく一般的なレシピ。これに氷砂糖500gも入れる。

ホワイトリカー1.8Lに対して梅と氷砂糖をどれくらい入れるかは色んなレシピがあるが、下手に調整して失敗するよりはベーシックなレシピで作って、無難な味にしたい。
この配分はホワイトリカーの裏面に載ってたレシピを参考にして作った。氷砂糖の裏面には「氷砂糖1kg」といかにも氷砂糖の裏面らしい「どんどん使って」のレシピだった。しかしここはあえて500g。というのも、去年このレシピで作った梅酒が、梅から抽出された味もちょうどよく、甘さもちょうどよかったので、今年もこれでいくことにした。
ちなみにホワイトリカーとは、35度の焼酎甲類。癖がまったくなく、酎ハイなどで割る用で使われることが多い種類。

ホワイトリカーの代わりに乙類焼酎(本格焼酎)を使ってもおいしいらしいんだけど、梅の抽出成分で元の度数より低くなるため、ホワイトリカーほど高くない25度の焼酎とかはそれ以下の度数になる。それに、焼酎好きとしては本格焼酎はそのまま飲みたいので却下した。

乾かしたら、すべてのへたを取っていく。今回は梅の乾かし時間が短かったので、へたを取りつつ梅をキッチンペーパーで拭いていった。乾かす時間は1〜2時間ぐらいでいいかなぁ。去年丸1日乾かしてたら、へた付近に白いカビができていたので(それでも綺麗に拭いて漬けて、おいしくできあがったけど)。


容器は丸洗いした後乾かした。本来ならつけ込み中に菌が入ったり残った水分でカビたりするのを防ぐため、煮沸消毒して乾かすのがいいのだが、プラスチック製だったので軽く乾かした後キッチンペーパーで拭き取り、ホワイトリカーをキッチンペーパーにしみこませて、中全体を吹き上げ。これを軽く乾かせば除菌になるとのこと。


んで、この容器に梅→氷砂糖→梅→氷砂糖・・・と交互に入れていった。

最後にホワイトリカーをドボドボと投入。

これで完成!
実作業時間30分程度で意外と苦労はなく、しばらくしたらおいしい梅酒が出来上がるから、作るのも楽しい。
昨年作ってても感じたのだが、漬けてからおいしく飲めるようになるのは、だいたい半年以降かな。それ未満だとまだホワイトリカーの消毒液の味が強すぎる。1年待つとさらにまろやかになった。


さてさて、この作ったやつを我が家の「果実酒棚」へ並べて、あとは飲めるようになるまで放置!

左にあるのは1年前の梅酒。去年はホワイトリカー3本分作ったが、もう1本半分ぐらいしか残っていない。


ついでなので、去年作って眠らせている、1年経過後の果実酒を紹介。1年経過してるので、ほとんど実は引き上げ済み。

梅酒


すでにこのボトルは半分以下。もう1本は完売、もう1本も少しずつ減ってきている。

キウイ酒


感想は、いまいち。

グレープフルーツ酒


イオンの円高還元セールでグレープフルーツが安いときに作った。柑橘系で香りよく、悪くない。

にんにく酒


においは強烈。まるで薬用酒。ただ、1年も漬けると飲んでもにんにくの臭みはなくなるらしいが。。。翌日が怖いのでまだ味見してない。ニンニクはこのまま取り出して料理にも使える。

ゆず酒


ゆずが高かったんでちょっとだけ作った。かおりがよく、他の酒と混ぜて飲むのに最適、らしいがこちらもまだ味見してない。

レモン酒


色んな酒にあうため、ブレンドするのには汎用性があるらしい。

びわ酒


香りは桃酒と肩を並べるぐらいフルーティーでよいらしい。実は1年ぐらい漬けた方がいいとのことで、まだ漬け込み中。レモン引き上げ忘れたのもあってか、やや苦くできてしまった。砂糖足せばいけるかなぁ・・・

キンカン酒


こちらも薬用に近い。キンカンを取り出したとき、あの真っ黄色のキンカンが真っ白になっているのにはびっくりした。


他にも「リンゴ酒」「みかん酒」「いちご酒」「コーヒー酒」を作った。
「いちご酒」「リンゴ酒」はかなり飲みやすいためあっという間に無くなってしまった。
「コーヒー酒」は季節問わず作れ、牛乳混ぜてカルーアミルクにするとめちゃくちゃおいしいため何度か作ったけど、毎回すぐ無くなった。
「みかん酒」は容器を果実酒棚から取り出した際、かすがかなり残っていたのが目に付いたので、ついでコーヒーフィルターで濾して別の容器に入れ直した。抽出に時間がかかるため、写真撮り忘れた。


分量などのレシピは、どれも基本的に↓を参考にした。種類が豊富でかなり参考になった。

レシピNAVI 果実酒くらぶ 焼酎SQUARE 甲類焼酎のすべて
http://www.shochu.or.jp/kajitsushu/homemade/index.html

こんな感じで去年は色々作ってました。
1年間果実酒作りにはまった年だった。色々試してみたけど、おかげで果実酒レシピを読むだけでは分かりにくい「この果実酒はおいしい」「この果実酒はいまいち」が分かって、かなりためになった。
色んな果実酒を作るのは、果実ごとに手間が変わってくるので結構大変。だから、今年は去年作っておいしかった物だけ作ろうと考えていたが、結局、梅酒が一番おいしいんだよね。だから今年はたぶん梅酒しか造らない・・・が、もし、去年材料の入手や資金の関係で作りたくても作れなかった物は、都合がつけば作るかも。