masahirorの気まま記録簿

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親知らず抜歯手術体験記

下の親知らずの歯が痛い・・・
僕の親知らずは、上2本は虫歯により過去に抜歯済み。下の2本だけ残っているのだが、どちらも横向きで、状態も悪くはないのでそのまま。
しかし、そのうちの1本が痛み出した。なので、とりあえず先日歯医者に行ってきた。


歯医者さんの診断では、親知らずが延びてきて奥歯を圧迫しているとのこと。さらに奥歯と親知らずが虫歯になっていた。
親知らずを抜いて治療すること勧められた。しかし、横向きな上、まだ歯茎の中にほとんど隠れているので、歯医者では抜けないと。(ちなみに、上2本はまっすぐ生えていたため、街の歯医者で抜歯できた)
この近辺では、歯科大でのみ抜歯可能ということで、予約してもらい、紹介状を書いてもらった。
「歯の手術をする」と聞いて、ちょっとびびったが。


そして、今日がその抜歯の日。
※【閲覧注意】この記事には、歯のレントゲン写真が含まれています








予約は11時だったため、休みをもらって歯科大へ。受付を済ませ、問診→レントゲン→問診→手術説明の流れに。そのたびに違う階、違う科へと案内されるのは、さすがに大きい病院だと感じた。


問診の後、レントゲンを元に手術説明へ。レントゲンは自分のカメラにも撮らせてもらった。


写真の通り、親知らずは真横状態。
痛さの原因は写真の通り、親知らずが横に延びて隣の歯を圧迫している。
そして手術の説明。1時間ほどの手術になるとのこと。麻酔は歯のみ。


さらに、レントゲンの結果親知らずの歯の根もと付近に重要な神経があるとのこと。写真でいうと、親知らずの根本の外側に、細い白い線が見えるが、これが神経。
手術中、場合によってはこの神経を傷つけてしまう可能性があることを説明された。確率は低いが、万が一神経を傷つけてしまった場合、1年ぐらいは抜いた歯の付近が痛むとのことで、それでも抜きますか?と確認を求められた。


自分にとっては、もうここまで来たら抜いてもらいたいので了承した。虫歯も痛いし。んで、時間的に昼飯付近で、手術後は数時間ご飯も食べられなくなるため、先に飲食を済ませて下さいと言われた。食事後、13時から開始することになった。
最後の晩餐」と言わんばかりに、歯科大を出て松屋へ。大好物の「カルビ焼肉定食」を、じっくり味をかみしめながら食べた。


昼過ぎ、再び歯科大へ。そして案内される手術室。

見た目には街の歯医者と変わらない設備だ・・・と思いきや、上のライトが思いっきり手術用。緊張感が増す。



いざ、手術へ。
最初は、普通の歯医者同様表面麻酔から注射器での麻酔へ。
麻酔が効いたら、親知らず抜歯作業開始。何をされているか自分の目では確認できないところなので、音とかでの推測にはなるが、まず歯茎を切開。んで、親知らずはそのまま引き抜くことが出来ない形だったため、「砕いて取り除く」という、今思い出してもめちゃくちゃ痛い作業を行っていた。
麻酔が効いているとはいえ、あごの神経に近いので痛さが尋常じゃなく伝わっていく。そのたびに痛いと言って麻酔を追加してもらったりしたが、それでも痛い。
そりゃそうだよな、親知らずとは言え神経の通った正常な歯。それを砕いて抜こうってんだから、痛いのも当たり前か。


削ったり、叩いたりして先生が手術すること1時間、ようやく抜歯が完了した。手術後に抜いた歯を見せてもらったが、何個にも砕かれていた。それぐらい奥深くにある歯を抜いたんだな。


手術終了。
まだ麻酔が効いているとはいえ、じんじん痛さが残る。さらに、血がハンパじゃなく出てくる。数時間はガーゼを噛んでおいて下さいと言われた。ある程度血が引くまではじっとしていて下さいとのことだったので、しばし手術室で休憩。



その後、再びレントゲンとって状態の確認。幸い、神経の線には当たっておらず、数日で痛さは引くだろうとのことだった。そのほかにも術後の説明を受けて、会計して帰宅。手術費用は約7000円でした。
そのまま日帰りで自宅へ。車で来ていたが、運転には支障なく。しかし、ガーゼを噛んでいるので、たばこも吸えず。



帰宅してからが地獄だった。夜になって麻酔が切れたら、死ぬほど痛い。寝れないくらい痛かった。先生からは説明を受けていたが、ここまでとは。
やはり「手術」するぐらいだから、それぐらい痛さは残るよな。数日は痛むって事だったが、早く痛さが引いて欲しいものだ。



歯だったけど、人生初の手術でした。