大人のは聞こえない周波数帯の音があるとうことで、それを利用した「大人には聞こえない着信音」なるものがあるそうです。
で、そのサンプルがありますので、このMP3ファイルを聞いてみてください。
キーンキーンという高周波な感じの音が聞こえるかな?
というのがあった。そのファイルがこれ。
僕の場合。
- 被験者:僕
- 年齢:25歳
- 結果:聞こえた
ばっちり聞こえた。
ちょっと前、TV番組「アンビリバボー」でコンビニの前に座り込んでたむろする若者に悩まされていた店が、このような高周波数を発する装置「モスキート」を店の入口に設置したら、若者はその超音波が聞こえて不快に感じて、長時間その場に居ることができないので座り込みをしなくなり、大人のお客さんには聞こえないので不快に感じない(入口という一瞬通過する場所だから仮に聞こえても短時間であれば「何か鳴ってる」程度にしか思わないだろう)というのをやっていた。
仕組みは簡単で、16kHz以上という通常聞こえない高周波を鳴らしているだけなのだが、これは実は若いうちは聞こえてしまい、人間の衰えとともにだんだん聞こえる周波数が狭まっていくという特性を利用したもの。
このTVを見たとき、「一度聞いてみたい」というのと「日本のコンビニにも座り込む若者が多いんでぜひ置いて欲しいな」を思ったものだが、それと同じ仕組みで聞こえる聞こえないかのmp3が公開されたわけだ。
んで、それを職場で試してみた。何人かの人に聞いてもらったが、
- 30歳ぐらいまでは聞こえた
- 35歳ぐらいより上になるとまったく聞こえない
という結果に。
そういや、この音と似たようなものに「ブラウン管のTVが付いているときの音」を思い出した。隣の部屋や人の家の前を通ったとき、TVは付いているが音声は消している場合でも、このmp3のような同じような高いキーンという音が聞こえて、TVがついているかどうかはっきりわかってしまう。けど、小さいとき親にその話をしたら「よく分かるね。」と言われたものだから、「分かるのは自分だけかな?」と思い誰にも確認しなかったものだ。今考えてみれば、親の小さい頃はTVが少なくて体験していない上、大人になって聞こえなくなる音だったので、この音の存在を知らずに生活してきたことになるのか。
そのエピソードも思い出したので、この話をmp3が聞こえないという人に聞いてみたら、「あー、確かに昔は聞こえてたね」との事。
うーん、てことは自分もいずれ聞こえなくなってしまうんだろうか。今はまだ「TVがついてるかどうか」感じとることはできるけど。
こことは別で見つけた、「大人には聞こえない音」のサンプル。
15KHzから18KHzまで、周波数を分けて音を公開している。さらに、このページの管理人さん35歳がぎりぎり聞こえる周波数の音も公開。はたして年齢によってどこまで聞こえる事ができるか・・・これも職場で試してみようかな。
ちなみに僕は全部聞こえた。けど、18KHzは結構微妙だった。どれも不快音に感じたのは間違いない。