masahirorの気まま記録簿

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朝遅れることは必ずしもいけない事?

今の仕事は、なんだかんだ言っても大満足している。自分のやりたいことが立案できるし、それを仕事にしてくれるし、職場上ニュートラルな立場にいるから色んなことができるし、不満はまったくない。不思議なぐらい、無い。やること全てが今までに(仕事の中で)体験したことの無いことの連続だから。


それを前提に、今日突如思ったこと。「仕事やめちゃおっかな・・・」


きっかけは、仕事の給与が来年度から一気にあがるかどうかの面談。うちの会社は評価制なので、出来高や能力等1年の働きっぷりを見て、上司と面談し次のレベル・ランクにあがるのに適正かどうか審査をされる。ランクが上がれば、もちろん給料も一気に跳ね上がる。野球で言うところの「契約更新」みたいな感じかな。もうちょっと先の話をすれば、この上司との面談でOKが出ても、今度は会社の上層部の方たちとの面談・審査があり、そこで却下される可能性もある。
その話を今日ちょっとされたのだが、結論として「今回は見送り」。これは結果として、来年の秋の評価まで会社での立場や給料が現状維持のままということ。評価の結果は翌年度から有効になるので、今から3月まで+来年1年の計1年半は、給料がこのままなのだ。上層部の判断がどうなるかは分からないが、その審査を受けるチャンスとなる直属の上司の判断の段階で、その出鼻をくじかれた格好だ。
(ちょっと補足すれば、もちろん年度毎に5000〜10000円程度の昇給はある。しかし、ランクが変わらないことに劇的に増えるわけではない。)
その話を上司から聞いたときは、「まあ仕方ないか」と軽く流していたが、席に戻るなり激しくトーンダウン。仕事のペースも急に落ち、気分は沈みまくり、憂鬱な状態(しかもどん底)が再発したり・・・

上司曰く、その「ランクアップできない」理由はこうだ。

  • 仕事におけるスキルは十分持っているので、アップに問題ない
  • アップにおける最低条件である「基本情報処理」の資格を持っているのでこれも問題ない
  • 総合的に見て、ランクアップの要件は十分満たしており、その点は何の問題も無い
  • ただ、今でも朝体調が悪いことが多く、病気が完治していないようなので今回は見送り

その場は上記のとおり「まあ仕方ないか」だったが、冷静になって考えてみるとあまりの理不尽さに腹が立ってきた。
確かに僕は、うつにより会社を1年半休職していた。去年12月に今の職場に復職し、そこからは体調を考えながら徐々に仕事に慣れていき、今では任された仕事に対しては自信を持ってこなしていると言える。そこはもちろん評価をしてくれている。
ただ、問題は「今でも朝体調が悪いことが多く」の部分だ。うちの会社は8時半開始なので、8時半には出社している。最初は起きても気分が悪くちょっと遅れて行ったりはしていたが、今ではほとんどの場合ちゃんと起きれて会社に行けている。しかし、それでもいつも同じ時間に起きるものの、体調が悪くなってちょっと遅れていく日は無くなってはいない。
でも考えてみると、以前の「体調が悪くて遅れる」のと今の「体調が悪くて遅れる」の中身はまったく違っているのだ。普通に仕事をしていて、最近の負荷や前日の仕事終わりの時間で「朝だるいなぁ」と感じる、普通に働いていて感じる「疲れ」なのだ。
その前に、「遅れる」部分について考える。「遅れる」日は、もちろん朝いつもと同じ時間に起きる。前記の通り、疲れから気分が悪かったり、このまま会社に行っても仕事の効率が上がらないので、それだったらもう1〜2時間睡眠をとって、効率よく仕事をした方が結果こなせる量が増えると思ってのことだ。
「遅れる」時間には2種類ある。10時に出社するパターンと、午前休を取って午後出社するパターン。前者は月に3〜4回、後者は月に1〜2回ある。これを見て「病気が完治していない」と思うのは大間違いだということ。もっと言えば、これは病気になる前から僕はこういうスタンスなのである。規律も大事だが、自己管理して自分にとってベストな状態で仕事に臨もうとしてるからそこの結果である。もちろん、その遅れて来た分はきっちり一日8時間以上働くよう残って仕事するし、定時後残ったからといってその分の残業代などつけない。当然のことである。
それに、この時間について会社がとやかく言うのは、お門違いである。「10時に出社」は、うちの会社はフレックスタイムを採用している。そのコアタイムが10時からなので、何が問題なのでしょうか?フレックスを会社が採用しているのなら、仮に1日の就業時間が足らなくても、その分を別の日にまわしても問題は無いはずだ。
また、「午前休」に関しても、僕は今年40日も有給が残っている。このまま消化しなければ今年20日ぐらいばっさり切り落とされてしまう。今の仕事の内容ではなかなか1日丸々有給を取るのも難しい。それは雰囲気であったり、仕事の量だったり。午前休2回で1日分有給を使ったことになるのだが、それでも月2〜3回であれば有給2日分にもならない。ましてや、半分しか休んでいないのだから本当の「休日」ではないのだ。でも、それでも仕事が楽しいので満足している。
これらのことを見て「病気のせい」にされるこっちはたまったものではありません。「病気のせいも」も無くは無い。しかし、会社のフレックスタイムや有給・午前休などの制度を、自分の体調に合わせてうまいこと仕事に慣らしていき、一般の社員と同じまたはそれ以上こなすために、仕事に支障がきたさないよう迷惑がかからないよう利用することはいけないですか?
仮にも「成果主義」を採った会社なのに、「成果」を出している以上何が問題なのですか?そのために、体調でハンデを持った人が円滑に仕事をするため、そういった「会社が用意した仕組み」を利用するのは、悪いことですか?


こんな感じで不満爆発。今まで楽しくやりがいある仕事ができていたのに、一気に萎えてしまった。特に「朝遅れる」が、初期と今でどう変わったか、直接僕に話を聞きましたか?上司。


休んでいた1年半を取り戻そうと、この1年は必死にがんばってきた。体調も順調に戻ってきている。「病気」というハンデが無ければ、今まで普通に働いている人が今僕がやっている「仕事の効率を上げるための遅刻申請」という行為を見たときに、マイナスとはまず捕らえないはずだ。じゃあ今僕は「病気が完治してないのか」「順調に回復しており、半年以内には100%近くなれるのか」という見極めを上司はしないといけないと思う。それに対してフォローが無い。それを理由に持ち出すのであれば、もう少し本人の話を聞いた上で考えるべきなのじゃないだろうか。内に秘めて普段言えない事もたくさんあるのだし、こういった僕の心境の変化は見てて絶対分かるわけない。しかもそれが「うつ否定派」の人であればなおさらである。
あと2ヶ月したらもう万全になるかもしれない。しかし、それをちゃんと見極めてくれない。仮に2ヶ月で万全になっても、次のチャンスは1年先。
昇給がこれから1年半先まで待たないといけないというのは、あまりにも長すぎる。


これだけ患者が生まれる昨今、大手は色々対策を考えているのに、メンタルヘルスに対する認識が甘い会社だと痛感してしまった。会社としては用意してるかもしれないが、個々人レベル、最低限上層部にいる人間には教育ぐらい必要ではないだろうか。


そんなことを考えていたら、「うちの会社にいてよいのだろうか?」と強く思ってしまった。会社が自分に対して正当な評価をしていないと自分が感じたらおしまいである。自分に合う、自分を求めてくれるようなところ、どれに適合するでもよい。今以上に良い会社を探さないといけない時期なのだろう。


これが、僕の人生における「転機」なのかもしれない。
しばらくは色々考えてみて、「残ること」がベストなのか、「転職すること」がベストなのか、じっくり考えて、自分が納得のいく結論を出していきたい。そうだな、今年中には出すことにしよう。

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