masahirorの気まま記録簿

個人的な出来事や意見、生活などの記録を思うままにブログに記録

ブログを更新するタイミング

いわゆる「ブロガー」(広い意味でウェブ上で日記や記事など書いてる人)と呼ばれる人たちは、いつもどの時間に更新してるのだろうか?ブロガーにとって文章を考えれる最適な更新時間は???
もちろん、いろんなタイプのブログやスタイルがあるから人それぞれだと思う。
まず、自分の場合。僕は、ブログを基本的に自分の日記帳と位置づけ、1年2年はては5年10年後に見たときに、「ああーあんなことあったなー」「文章能力変わってないなー」とか「昔のほうがうまかったじゃん」など、自分の文章能力としての成長度を見たり、懐かしさのアルバム的な感じで残している。そのときの感情はそのときの自分の境遇やものの考え方で非常に変化するもので、初心に帰る意味でも昔の日記はすごく自分のためになる。
そしたら「ブログじゃなくていいじゃん」ってのも考える。紙の日記帳でもいいのだ。でも、1つは後で書くとして、1つは「Web」に残すということは、いつ何時誰にでも見られる可能性があるというわけで、紙の日記だったら自分にしかわからない言葉で終始してしまう。この「見られる可能性」というものが、一度書いたものを推敲する機会を与え、突然検索できた人にも内輪的な話題ではなく、きちんといきさつ・語句の説明等を交えながら説明してわかりやすくするというのを大前提に考えて文章を書くようにしている。そうすることで、普段の生活においても、人に説明する言葉や会社の資料などで、それほど抵抗無く自分のいいたいことをうまく伝えられる文章を書けるようになる。ひいては説得できる文章も書けるようになる。言葉のボキャブラリーというか、発想の瞬発力が変わってくるのだ。もちろん、自分はまだまだだけど、日々更新するごとに1つずつ成長中。
また、思ってることを文章にすることで、今まで思いつかなかった考えや発想が生まれることもしばしば。「文章にすると考えがまとまるよ」とはよく聞くことだが、すごく実感する。例えばある事で怒り心頭だったとする。考えてばかりでは、いつまでもイライラ。しかし、その思いを文章にしてみると、「ひょっとして自分にも原因が?」とか「相手の言ってたことも一理あるな」「こういえばすんなりいってた」「俺は何に怒ってたんだ?」「明日こうやって謝ろう」と冷静になり、自分を見直すことができ、さらに先の計画・新しい発想まで生み出すことができる。やはり文章は大事だ。
もう1つは、体験して得たことを文章にすることで、同じ問題や事象で悩んだ人・気になったがふと検索等で来て多少なりとも参考になれば、というスタンスで書いている。思ったことを極力何でも書くこと、これは「ブログ」という機会が与えられなければ、僕はもちろんたぶん大半の人は何も記録に残さないだろう。そして、上でも書いた「いつだれに見られるか分からない」という場所にその文章をおくことで、検索ログを見たり、反応があったり、なかなか面白いものだと気づき、さらによい文章やこまごましたことでも残していこうと、継続力が生まれていく。
この残した記録は、普通の人にはたいしたこと無い情報でも、求めてる人はたくさんいると思う。それが文章化される機会などめったに無いのだ。それをほかの人が書いてくれたおかげで、自分自身も調べ物で助かったことが何度もある。たぶんほかの人もそうだろう。
僕は思う。これは「自分の脳のデータベース化」だと。脳のデータベース、デジタル化はまずできない。しかし、少しでも引き出してデジタルデータにしてしまえば、表に出ないままの有力になるかもしれない膨大な情報が埋もれることなく、誰かの役に立つきっかけとなりえるかもしれない。自分の役にも当然たつ可能性は高い。例えば、新入社員で失敗ばかりしている人がいるとしよう。そんな失敗情報を公開されても・・・と思うかもしれない。しかし、同じように失敗する人は世の中に五万といるわけで、「失敗ばかりする自分」に自己嫌悪に陥ろうとしてても、「同じような人はいっぱいいるよ」って事に気づかされて救われる事もあるし、それをどう回避したかまで残してくれれば、同じ悩みの人がそれをみて救われる事だってたくさんあるはずだ。
逆に、そういう意識を持って普段生活をしていると、自然と日常のちょっとしたことも見逃さないほどのアンテナを常に立てるようになった。いつもと違う何かがあれば「これはネタになるんじゃないか?」とすぐ思いつく。思いついたら「これを文章にすると・・・」と文章構成を考え出し、文章化のときに忘れないよう今から体験することをできるだけ鮮明に覚えようとする。そうしたら、今まで普段の生活で流してたどんな事も、全てに興味を持って取り組み、その事象の1つ1つがとても充実したものとなり、日々の生活が楽しくなっていく。


僕のスタンスは以上のような感じ。それを知ってもらった上で、「ブログを更新するタイミング=文章を書くのに最も適した時間」は自分にとってどうだろうか?
まず僕は、会社では書かない。集中してかけないからだ。書くときは落ち着いた環境でじっくり取り組まないと、思うような文章が出てこない。なので、仕事から帰ってから・・・なのだが、それでも書く気にはなれない。TV見たりネットしたり、一通り遊んでくつろぎの頂点となり、夜も更けて落ち着いた頃、大体0時過ぎから書き始める。
でも寝る時間もあるから、0時からではそんなに時間も取れない。ひどいときはそれが2時過ぎだったりする。もっと早くからはじめればいっぱい書けるかというと、そうでもない。気分が乗らないので、たいしたものが思いつかないし、第一キーボードが進まない。不思議なものだ。
ほかの人は、目的は別であれ、どういった時間帯に書くのか非常に興味を持つようになった。中には時間単位で何回もエントリ書いてる人もいるが、僕は尊敬する。短文とはいえ、そんな短時間で文章書くことができないのだ。昼休みもあるけど、時間制約があるとどうもひらめかない。なので時間がたっぷりある家でひっそりと書いている。


最初にも書いたが、ブログというツールは非常に画期的なもので、どのような使い方もできるし使い方は人それぞれと言えよう。僕は前記のとおり「検索できた人が情報の足しになれば」だから、ここのブログはまったくのノージャンル。日記あり車ありPCあり食事あり、何でもあり。だから常連もあんまりいないんでちゅっと寂しいけど、上記の信念があり本人も楽しいので、わくわくしながら極力毎日書いている。
ただ、一般的には「日記」に特化してコミュニケーションとして使う人もいれば、「特定のテーマ」を決めてそれに特化し、仲間を集めたり、その情報のスペシャリストを目指したりそのテーマに興味を持ってもらうための人もいる。ブログをWikiのように使う人もいる。まさに多種多様。
今更ながら僕はこの「ブログ」というツールはすごいものだとおもう。HTMLのタグをほとんど知らなくても、ただテキスト文章を書くだけでも立派なデザインとなって、今まで内容はいいのにデザインで読む気が無くなって埋もれてしまう文才の人たちや、HTMLタグが分からないだけで情報発信現になりたいのになれなかった人など、どんどん表にでてこれる機会が増えたこと素晴らしい事だと思う。特にココ「はてなダイアリー」は、まったくHTMLを知らなくてもテキストだけで見栄えのよいページが簡単に作れるし、更新していく中で簡単な記法を少しずつ覚えるだけで、さらに見栄えのよいページが気軽に作成できるという点は、よそには無い一番の魅力だと思う。
ブログをやっている人とやっていない人では、ブログに対する印象がだいぶ違うという話をきく。自分もよく感じる。何事も一度やってみるべきだが、ブログほどビフォーアフターで考え方が変わるものも珍しいと思う。


最近は、上のようなことを周りの仲いい人に話して、どんどんはてなブロガー仲間を引き込んでいます。最初はとっつきにくいから避けてる人もいっぱいいることを知った。でも、そういう人たちが始めると、意外とはまってしまうものだ。


当初「更新するタイミング」の話の予定が、途中から自分のブログ論になってしまったが、こうなってしまうのも文章を書いていて初めて出てくる発想なので、今日はこうなってもこれはこれで全然OK!